VOICEお客様の声

広島県 O様

今までに無かった習慣、農機の健康診断


O様

S様
岐阜県 H様

左:O様・右:クボタスタッフ


「診断レポート」が次シーズンの順調稼動をアドバイスしてくれるありがたい新習慣

O様の入会されているKSASにはサービス支援として、機械の動作不具合を知らせる「警報」のリスト『診断レポート』が提示されます。それに基づき担当のスタッフが状況説明と操作アドバイスを行います。O様への説明・アドバイス実例をご紹介しましょう。

【KSAS対応コンバインER6120PF仕様を3シーズン使用。一台平均82~85時間(年間)使用】



O様:それと「アンローダ未収納走行」が13回もあるぞ!

S様:おっと!そんな事まで分かるんですか!!どうしても刈取りを急いでいる時とか、アンローダ自動旋回スイッチを押して作業しているので、ホーム位置に帰ってくるのを待つ時間がねぇ…もちろんメータパネルに注意書きと警報で教えてくれるので、分かっているけれどつい移動してしまうんですよね。

Kスタッフ:以前あるお客様がアンローダを車体後方排出位置のままで走行され左へ旋回、アンローダを電柱にぶつけられた事がありました。こういった事故を未然に防ぐ為、今は機械がちゃんと注意し記憶します。

O様:安全で能率の上がるようなオペレータへのアドバイスとか無いかな?

Kスタッフ:詰まり警報の頻度は年々下がってきていますので、今の状態で使用していただければよいと思います。O様がオペレータの方にアドバイスされるとすれば、例えば『倒伏状態の作物を刈り始める時など、こぎ胴前の▼マークに穂先がきているか、そしてこぎ深さの確認や搬送姿勢に見合った車速に調整するように』とお伝えいただくだけで、詰まり警報は低減できると思います。ただ、KSASの作付計画を見させていただくと、近年栽培品種が増えていますよね。稲によっては車速調整だけで詰まり警報低減につながらない場合もあるかもしれません。その様な時には機械側の調整など一緒になって対応していきたいと思います。アンローダの件は、刈取り作業中に頻繁にされますとホーム位置のズレにより、収納不良の原因になりますので注意を促してください。

DPF再生について気になる事が…

S様:あっ!ひとつ気になる事があるのですが、DPFの表示とかありますか?

O様:DPFの付いた機械を初めて持つので、表示してくれると安心ではあるけど…

Kスタッフ:DPFはこちらで確認できます。2015年9月から稼動していますが、安定してレベル1を表示しています。ですが、2016年1月11日に1度だけDPFレベルが3になっています。寒い時期なので、例えばコンバインの整備か何かされていませんでしたか?

S様:へぇー、動いた日にちまで分かるってKSASの稼動情報から?

Kスタッフ:そうです。O様が所有しているKSAS対応機の情報は、作業指示の確認などKSASモバイルやスマホを操作した時、稼動情報も一緒に収集しています。DPFがレベル3を表示したということは、その日駐車再生を要求されましたね。

S様:エンジンを掛けるといきなりランプがついたので、一瞬なにか壊れたかと思いました。

Kスタッフ:原因の一つにエンジンが温まっていない状態で始動・停止を繰り返されるとPM、簡単に言うとカーボンが溜まりやすい状況になります。今年の冬もコンバイン整備をされると思いますが、倉庫へ格納前に安全を確保してエンジン回転数を2000回転以上に、20~30分かけて最終確認してください。もしカーボンが溜まっている状況なら、DPFは自動再生を開始します。

O様:作業中いきなりDPFが点灯し止まらざるをえない事とかあります?無視したら壊れるとか?

Kスタッフ:無視はかなりヤバイです。駐車再生を要求されている段階でPMの堆積量が約50g以上たまっています。交換が必要なPM堆積量が72g以上ですので駐車再生ランプがついたら速やかに実施してください。交換となると、部品代だけでも高額になりますのでご注意ください。私たちも出来る限り稼動情報を拝見し、こういったトラブルを未然に防ぎます。

水稲面積25.2ヘクタール。今年もKSASコンバインが駈ける

カッター詰まり 警報3年目で発生!

O様:他に出ている警報は…。

Kスタッフ:3年目で新たに発生したのが「カッター詰まり警報」です。

O様:えっ!2年間使って今までカッター詰まり警報が出てない!逆にそのほうがビックリだわ! (笑)

Kスタッフ:「刈取り詰まり警報」と「俳ワラ詰まり警報」は、どちらかと言うと機械の大きな故障を未然に防ぐ為にある警報ですが、「カッター詰まり警報」は、故障を防ぐだけでなく、カッター刃の切断能力低下も意味してきます。例えば、お持ちのコンバインは6条刈ですが、圃場内に後2条分だけ稲が残っている状態と仮定します。こぎ深さチェーンがもし深い状態で停止していると、刈取り部にある株元スイッチがONされなかった時、自動こぎ深さは反応していません。カッターへ流れてきたワラは深こぎの為、最悪は穂先が折れ曲がり縦になってカッターへ入ってきます。こういった悪い状況でも、今までは切断能力が高いのでサッと処理出来ていましたが、切断能力が低下すると、もたつき、ちゃんとさばけないので2条分のワラでも詰まってしまいます。今は警報レベルが1ですけど、これが3~4となってくるとそろそろ交換時期です。そしてレベル5になればカッター刃は交換してください。これからは、シーズン前に診断レポートを利用し、部品交換のタイミングなど提案いたします。

O様:まあ昨シーズンは一応無事に終えられた。毎年のコンバイン整備は、半信半疑で部品交換していた物もあったが、今シーズンはスタートまでにここは注意して診ておかないといけない!という気にさせられる。ありがたい習慣だね。あとシーズン中は機械が順調に稼動するかどうかで、その日の段取りが大きく変わるし、下手したら収穫物の品質低下を招くので、私たちの所有している機械を見守ってくれているのは安心できるかな。今日はコンバインだったけど、今後はトラクタや田植機も診断お願いしますよ。

KSAS活用術