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  3. C 環境保全型農業 - 11. 周辺地への配慮

C 環境保全型農業

11. 周辺地への配慮

番号 レベル 管理点 適合基準 参考帳票 KSAS適用
11.1 必須 周辺への農薬ドリフトを防いでいる 周辺地へ農薬のドリフト(飛散)を防ぐ対策をとっている。

例えば、下記の方法がある。散布量が多くなりすぎないようにする、風の強さ・風向きに注意する、散布の方向や位置に注意する、細かすぎる散布粒子のノズルを使用しない、散布圧力を上げすぎない、タンクやホースは洗いもれがないようにする、まわりの作物にも登録のある農薬を使用する、飛散しにくい剤型(粒剤等)の農薬を使用する、近隣生産者とコミュニケーションを取る、緩衝地帯をもうける。

土壌くん蒸剤を使用する場合は、被覆することで外部への拡散を防いでいる。
11.2 努力 排水を適切に管理している 圃場や施設で発生する排水が、周辺の圃場や住宅に被害を与えないような対策をとっている。
11.3 努力 虫害・臭害を防いでいる 作物、廃棄物、肥料等に集まる虫や臭いが周辺地に被害を与えないようにしている。

例えば、下記の方法がある。住宅や農産物取扱い施設から離れた場所で保管する、シートで覆う、堆厩肥の場合は戻し堆肥を利用する等して発酵を促進している。
11.4 努力 産業廃棄物による汚染を防いでいる 水源や土壌を汚染する可能性のある廃棄物を圃場に入れていない。

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